Shimple.

やりたいようにやるために、できる限りシンプルに生きたい。

「効率化」は度外視。「徹底的にやり抜く」ことで人生が変わった話。

こんにちは、しろです。

 

このところ、自分の過去を思い返すことが多いです。というのも、「自分の軸」を探したいから。自分の好きなものや夢中になったことをピックアップしていくことで、「自分の軸」がより強固になって、人生がより豊かになるんじゃないかなと考えたからです。

 

好きなことを「徹底的にやる」。それだけで人生は変わる。

わたしが夢中になってやったことってなんだろう。そう考えたときに最初に思い浮かんだのが「大学受験」でした。

 

(全くもって自慢のつもりではないのですが)わたしは独学で、所謂有名私大(…と言っていいはず)に合格しています。

 

大学受験をするにあたって「独学で受験する」ことを決めたのには、3つの理由があります。

 

まず1つ目は、「大学受験しよう!」と思い立ったのが受験日の3ヶ月前(めっちゃ遅い)だったため。予備校に通うにはあまりにも遅すぎますし、何より時間がなさすぎます。予備校に通学する時間自体が惜しかった。…はずなんですが、その割に1日11時間寝てたし(言い訳のようですが、集中しすぎて疲れるので、睡眠で疲れをとらないとやっていけなかった)、受験前日は新世紀エヴァンゲリヲン全話一気見してるし(これは言い訳しません!勉強に飽きただけです!!)、単純に「予備校」という新しいフィールドに飛び込む勇気がなかっただけという説もある。

 

2つ目は、お金がなかったこと。わたしは当時専門学校に通っていて(直後に受験勉強に専念するために中退します)、両親には既に多額の援助をしてもらっていました。専門学校は授業料がバカ高いのは言わずもがな、わたしが行っていた美容系の専門学校は道具やらなんやらにも非常にお金がかかって、自分のアルバイト代だけじゃ到底対処できなかったからです。

 

そのため、受験費用と入学後の費用を全て自分で賄う必要がありました。(実際、大学に関する費用は全てほんのすこしの貯金と奨学金で賄いました)

 

しかし、当時のわたしはガッツリとアルバイトをしているわけでもなく、週3〜4くらいで数時間程度アパレルの販売員をしているのみ。交際費や趣味、授業に使う道具だけでアルバイト代がほとんど吹っ飛んでいました。(加えて、わたしが働いていたお店では自腹で服を購入しなければならなかったので、貰える金額はそこまで多くありませんでした)

 

その状態で予備校代まで自分で負担することは不可能。しかも受験勉強に集中したかったので、アルバイトを辞める必要もある=実質無収入。よって、自分で参考書を頼りに四苦八苦しながら受験勉強をせざるを得なかったのです。

 

3つ目は、「なんとかなる」と思っていたから。わたしの受験した学部は、幸いにも1科目受験が可能で、しかもその科目は自分が学生時代に最も得意としていた国語。そのため、「独学でもまあなんとかなるか」くらいの気持ちになることができました。

 

ここまで書いておきながら、実はわたしは大学受験をするにあたっての有益なアドバイスが微塵も出来ません。それは何故かと言うと、わたしの受験勉強方法はたった1つ。「ただひたすら打ち込んだ」だけだったからです。

 

緻密にタイムテーブルを組んだわけでもなく、小難しい理論や記憶術を駆使したわけでもなく、手当たり次第に参考書と過去問を引っ張り出して、ただひたすら勉強をやり込んだだけ。「ここが苦手だから、ここを徹底的にやり抜こう」「この漢字の読み方が難しいから、覚えられるまで何度もやろう」と、1つ1つ苦手分野を潰していっただけ。

 

そんなわけで、わたしがこれから受験勉強に立ち向かおうとしている人や、今受験勉強中という人、そしてそんなお子さんを抱えて困っている親御さんに言えることと言えば、「四の五の言わず、とりあえずやれ(やらせとけ)!!!!!」くらいのことしか言えないんです…。

 

あと、現実的に言うとわたしのパターンはかなり特殊で運要素が強いと思います。行きたい大学の行きたい学部がたまたま自分の得意科目のみで受験できたわけですから。多分これが何科目も受験必須(というか、大体の大学ってそうですよね?)とかだったら、わたしも3ヶ月で合格できるか非常に怪しい。

 

「ブランク2年、受験勉強3ヶ月で大学に行った」という実績があると「頭が良い」と勘違いしてくださる方もいらっしゃるのですが、ものすごく正直に言うと、わたしは決して「理解力が高い(頭が良い)」とか「記憶力がずば抜けている」というわけではありません。

 

成績自体は(国語だけが飛び抜けて良かったのと、体育の点数のつけ方が甘かったのと、興味のある美術系の科目で稼いでたから)中の上、もしくは上の下レベルをキープしていましたが、良くも悪くも本当に「やりたいことだけやる、やりたくないことはやらない」主義。そのおかげで、夢中にはなれなかった(興味がなかった)英語も日本史も世界史も政経も平均レベル(自分が行った大学の他学部に合格できるか怪しい)しかできませんし、理数系に関してはギリギリ赤点回避レベルです。(小難しい公式とかが本当に覚えられない。よって、数字は未だに苦手です。「営業職」などという数字に密接にリンクした職業を選んだのがストレスになるはずだ!)

 

ただ国語だけが物凄く好きで、国語だけなら、現代文でも古文でも漢文でも、何時間でも勉強できた。どんな難しい問題でも挑戦できた。だから結果として、受験勉強期間が短くて済んだし、ブランクがあってもなんとかなっただけです。

 

なんでも良い。とにかく、やりたいことをやろう。

今回は自身の受験勉強の体験を例にしましたが、これって何事においても重要なんじゃないだろうか、と思います。「徹底的にやり抜く」ことで、何かを極めることができる。それが結果として、人生を左右する。だから、効率化とかは二の次で、大切なのは「とにかく、やりたいことを徹底的にやる」。それに尽きると思います。

 

やりたいことを徹底的にやれば、自信にもつながります。その結果、「自分軸」はさらに強化されて、どんなことがあってもぶれない自分自身になれる(と思う)。わたしは社会の荒波に揉まれて、やりたくないことをやって、結果的に心身を壊しました。だからこそ余計に強く、「やりたいことを徹底的にやりたい。そして自分の軸をさらに強くしたい」と思っています。自分が過去にそれで結果を出して、人生が豊かになったことがあるから尚更。

 

そのために今は「好きなもの探し」「やりたいこと探し」を1からしている状態です。今まで自分が好きだったことや夢中になったことを思い返したり、はたまたやったことないことをピックアップしたり(「1日に1度やったことないことをやろうプロジェクト」もその一環です)もしています。(新しい世界を見るためには、色々な世界を知っておく必要があると思っています)

 

shr0805.hatenablog.com

 

もしこのブログを読んだことをきっかけに、「やりたいことをやろう!」と思っていただけたら嬉しいです。

 

読んだよ〜の一言で頑張れますので、よろしければ…!

 

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