Shimple.

やりたいようにやるために、できる限りシンプルに生きたい。

「伝え方」を、人はもっと大切にするべきだと思う。

こんにちは、しろです。

 

最近強く思うこと。 

 

 

数日前のわたしのツイート。これ、すごく印象に残ったんです。と同時に、めちゃくちゃ考えさせられました。

 

言葉というのは凶器にも守りにもなる。

言葉の力というものは人が思っているよりもずっと強力なものなのではないか、というのをこの広告でしみじみと感じた。(そして肝心の何のアルバイト情報誌のコピーかは覚えていない)

 

実際、言霊という言葉があります。霊、と入っているだけでとんでもなくスピリチュアルな匂いがぷんぷんするのだけれども、霊的なもの云々というよりももっと単純なものなのではないかと思う。すごくシンプルに言えば、言葉というものは「武装」にものすごく近いような気がする。何に対する武装かというと、「感情」ひいては「自分自身」に対するものなのではないかな。

 

例えばツイートの中にある「お前のためを思って言ってるんだ!」という言葉は「怒り」という自分の感情を守っている部分があるんじゃないかと思う。一見して相手のことを思い遣っている風でありながらも、「怒り」を明らかに孕んでいて、その「怒り」を正当に(見えるように)ぶつけるクッション的な役割を果たしているのが「言葉」なのではないか、という具合。少しわかりづらいですかね。そこはフィーリングでカバーしてもらえると嬉しいです(雑か)

 

そしてこの言葉はクッションという「守り」であると同時に、人を確実に傷つける「凶器」でもある。しつこく「お前のためを思って言っているんだ!」という言葉を例に出すのだけれども、わたしはメンタルが絹ごし豆腐の如し(下手したらおぼろ豆腐)なので、こういう強目の言葉をかけられるだけで結構ボロボロというか、まともにダメージを食らってしまう。

 

そういう意味で「言葉選び」というのは非常に重要だと思う。「誤解をさせない言葉」というのを選ぶのは非常に難しいことなのだけれども、冷静に「どうしてそう思ったか」「なぜそのような気持ちを伝えたいと思ったのか」、この2点を強く意識して伝えようとするだけでも状況はかなり改善されるわけで、感情を乗せて不用意にぽんっと言葉を出してしまうのは非常に危険なことなのではないかなと。(それやる人、実際すげー多いですよね。まあ、わたしも完璧にできるかっていうとできないっす)

 

どうせ使うなら「手を差し伸べる」言葉を。

またまたしつこく「お前のためを思って言っているんだ!」の言葉を例に出すんですけれど、これも「怒り」という感情を一度沈下させて、「どうしてそう思ったのか」「なぜそのような気持ちを伝えたいと思ったのか」ということから紐解いてもう少し適切に言葉を組み立ててみると、まずは相手に「こういうことがあるとこういう理由で困っちゃうんだ」ということを伝えるべきなのではないかと思う。その上で、「何かわからないことや困ってることがあるなら助けるよ」と手を差し伸べるようにすれば、頭ごなしに叱りつけるよりもずっと物事がスムーズに運ぶし、互いの理解を得られる可能性が高くなるのではないかしら。

 

ここまで書いて思ったけれど、伝える言葉が強くなるのは「感情を正当化させる」という側面のほかに、「自分が拒絶されたときの予防線」という側面もあるのかな。万が一手を差し伸べたときに拒絶されるのが怖い。だから一方的に言葉を差し出してしまう(そしてその拒絶の恐怖が強ければ強いほどに言葉も強くなるのかもしれない)

 

そう考えると、「言葉選び」と同時に「勇気」も結構大切なのかもしれない、なんていう風に思ったりもする。いやはや、人間ってすっごい難しいですね。

 

 

読んだよ〜の一言で頑張れますので、よろしければ…!

 

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中の人「しろ」

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