雨の日に、「やらなきゃいけない」を捨てる。
今日の東京はひどい雨でした。沖縄ではいよいよ梅雨入りしたそうですね。本格的に雨が降り続く日が増えるんだな…と思うと、気分がどんよりします。
というのも、わたしの体は雨の日が苦手なんですよ。低気圧が関係した頭痛も起きやすいし、そもそも体が重くて仕方がない。なんだか水分がどっぷり詰まった感じの体になってしまうんですよね。
そんなときに、捨てたいモノ。
それは、「やらなきゃ」という気持ちです。
体が重だるい中でやったことのクオリティなんて、たかが知れているんですよね。集中力もないし、なんとなくボーッとしたままの頭で何かに手を出しても、「全力」は注ぎきれない。
全力でできないことなら、いっそやめればいい。
わたしはそう思います。
だからわたしは、雨の日は無理せずゆっくり休むことにしています。自分の体が出しているサインに従って。カメハメハ大王か貴様は?と思われそうですが、そのくらいゆるい生き方の方が、人生は圧倒的に楽です。
でも、雨の日でも会社とか行かなきゃいけない人はどうするの?という疑問も湧いてきそうですが、それなら最低限のことだけやればいいんじゃないですかね。「絶対、どうしても、やらなきゃ」という考え方は捨ててもいい。
人はそもそも頑張りすぎている。
というのも、そもそもわたしがそういうタイプだったから、余計にそう思います。
辛い。こんな状態で会社に行くなんて無理だ。でもあの仕事がある、あれをやらなきゃいけない、わたしが行かないと迷惑がかかる、わたしは人より劣っているから、もっと頑張らなきゃ…。
毎日、そんなことばかり考えていました。
でも、それって本当にそうなんでしょうか?
本当に、それは自分がしなくちゃいけないことなのか?
そもそも自分が本当にやりたいことなら、「〜しなきゃ」じゃなくて、「〜したい」になるんじゃないんでしょうか。
今日はあれがしたい。だから行く。は、健康的な思考だと思います。
逆に、あれをしなきゃ。だから行かなきゃ。は、自分を縛ってばかりの不健全な思考なんじゃないかな、と。
自分のサインを無視して「頑張る」ことは、一見して美しいもののように見えます。でも、実際はその状態でしたことが、最高の水準に届くことなんてない。それならやらない方がずっとマシです。
全力を注げるときに、しっかりと注ぐ。その方が美しい「頑張り方」だと、わたしは思います。
なので、わたしは今日は「やりたい仕事」以外は、1日ゆったりと読書をしたりゴロゴロしたり昼寝したり(悪夢にうなされましたけどw)してました。その方が、また明日から「ちゃんと頑張れる」気がするので。
間違った「頑張り方」をする必要なんて、全くない。
自分の体の出しているサインをちゃんと見極めましょう。「やりたくない」なら、「しなきゃいい」んです。そんなの、「やりたい」人に任せましょう。考え方は、シンプルにした方が、ずっと心地よく生きられます。
読んだよ〜の一言で頑張れますので、よろしければ…!