Shimple.

やりたいようにやるために、できる限りシンプルに生きたい。

「心の避難所」で、ゆっくりと息をすると世界が変わる。

こんにちは、しろです。

1日に1度やったことないことをやろうプロジェクトは継続中。

shr0805.hatenablog.com

そうだ、海行こう。

 
 
「自然に触れたい!!!!」という欲求に抗えず、会社員時代ぶりに5時半に起きて(会社員時代は満員電車が嫌で9時始業なのに7時に会社の最寄りに着くようにしてた…)、鎌倉へ。
 
突発的に何かをする!ということを今までやったことなかったんですが、衝動に任せて行ってみました。
 
案外、思い切ってやってみると気持ちが良い。思うように行動してると、心底満たされる感じがします。
 
そして生まれて初めて自分でグリーン車の手続きをして(ここも「やったことないこと」の1つ)、いそいそと乗り込んでみたり。
 
会社員時代は我慢してたんですけど、わたしは電車が本当に苦手で(あの閉鎖感が無理)。でも、グリーン車ならゆったりと過ごせるし良いかなと。乗ってみたら意外と混んでましたが(笑)、普通車両よりも全然マシな混み方で、意外となんとかなりました。これもやってみなきゃわからなかったことですねー。
 

いざ、鎌倉へ。

 
わたしは、実は生まれが鎌倉です(いた期間は短かったけど)。なので鎌倉は割と勝手知ったる街(鎌倉から引っ越した先も鎌倉に近かったし、親戚がたくさんいたので行く機会自体は結構ありました)。鎌倉駅で下車して、記憶を頼りにゆるりゆるりと由比ガ浜を目指して歩きました。
 
今回「自然」を求めたたのも事実なんですが、目的地を「鎌倉」にした理由は2つ。
 
1つ目は、最近自分が停滞してエネルギー不足だったのを自覚していたから、原点に立ち返ろうと思ったこと。
 
2つ目は、今観てるアニメ「覆面系ノイズ」の舞台が鎌倉だったこと(笑)
 
漫画も全巻読みましたが、おもしろかったです(既刊12巻)。鎌倉の街の再現性が高い。
 
 
最新刊は今月!楽しみ!
 
 
 
覆面系ノイズ」はバンド活動をする高校生たちの青春ラブストーリーなんですが、主人公・ニノが毎朝由比ガ浜で歌ってるという設定で、漫画の中にもちょいちょい海が出てくるんですね。それを見て、どうしても海が見たくなってしまって。(本当は朝焼けが見たかったんだけど、始発じゃどうにも朝焼けには間に合わなかったなー)
 
 

砂浜に残った足跡が、「生きていること」を教えてくれた。

 
 
 
滑川付近の階段から降りた場所の景色。
 
7割くらいは漫画につられて訪れた由比ガ浜でしたが、潮風と波の音がとても心地よかったです。砂浜をザクザク歩いて、海の音に耳をすませていると、なんだか自分の悩みや葛藤がとってもちっぽけなものに見える。
 
 
 
時折、自分の足跡を確かめて歩いたりして。うまく言えないんですが、足跡を見るたびに「ああ、わたしは生きてる」という思いがじんわりとこみ上げてきました。
 
今まで歩いてきた人生で、忘れてしまったことはたくさんある。でも、生きた証もちゃんと残ってる。わたしもどこかに足跡をしっかりつけてる。そんなようなことをぼんやりと感じながら、延々と海岸を歩いてました。
 
自然の包容力はすごいなあ、と思います。自然の中にいると五感の全てが刺激されて、部屋に閉じこもっているだけじゃわからないことがたくさん見えてくる。
 
太陽の熱は熱いなあとか、海の音って心をゆるませてくれるなあとか、ふわふわとした砂浜がまるで足を包み込んでくれるみたいだなあとか。潮の香りに懐かしさを覚えて少々ノスタルジーに浸りつつ、30分くらいぼんやりと歩き続けてました。
 
せっかく鎌倉に行って海だけなのもなんなので、ついでに極楽寺に寄って紫陽花を見てみたりなんかも。紫陽花はちょうどシーズンですしね。
 
 
 
 
儚げだけどしっかりと健気に咲いている紫陽花を見て、凛と生きる勇気が湧きました。極楽寺周辺は緑が多くて、呼吸をしていると全てがクリアになっていく感じがすごく良い。自然と人間は密接にリンクしているなあ、としみじみと思わされました。ビルや家ばっかりで緑が少ない場所にいると息が詰まるわけだ。
 
 
 

極楽寺駅周辺は、なんとなくジブリっぽいニオイを感じる気がする。というよりも、鎌倉の奥まった場所全体がジブリっぽいなあと思うんですよね。扇ガ谷のあたりとか、北鎌倉とか。自然が多いからでしょうか。

朝早く行きすぎて、店は微塵も開いてないし(そもそもカフェ以外買い物するような場所ってあんまりないんですよね鎌倉は。小町通だと観光客向けで色々売ってたりしますが)、江ノ電鎌倉駅に戻り、家族に頼まれたレーズンウィッチを買ってさっさと都内へ。

詰まったものはちゃんと抜く。


東京にいると、人が密集したりしてて「ウッ…」となることが多いんですが、エネルギーのチャージをした所為か、気分はとても晴れやかでした。

多分、持て余していた感情や閉塞感(停滞感)を、自分の原点にあった「海(自然)」に触れることできちんと抜ききったのが良かったのかな、と。

詰まったら、ちゃんと抜く。伸び伸びできる場所でゆっくり呼吸をすること。五感をしっかりと働かせて、「自分は生きている」と実感すること。それが人生を歩む上で大切なのかなあ、と思った小旅行(?)でした。

「心の避難所」を持つことで、人生は豊かになる。

もちろん、人によって伸び伸びできる場所は違うと思います。でも、誰にでもこういう「心の避難所」みたいなのはあるはず。息が詰まったときに思い切ってそこに逃げ込んでみると、今まで思いもしなかった視点から物事を見ることができるんじゃないかな。

実際、帰ってきたら「体は疲れてるけど心は元気!」みたいな状態になってたので、「ちょっと体を休めたらまたバリバリいろんなことやってみよう!」とやる気に満ち溢れてきました。今なら「やりたくねー」とうんざりしていた労働もこなせる(はず)。

よし。また1から頑張ろう。

 

読んだよ〜の一言で頑張れますので、よろしければ…!

 

 

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中の人「しろ」

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