Shimple.

やりたいようにやるために、できる限りシンプルに生きたい。

「行動」を「捨てる」。やめることで見えてくるもの。

捨てられるのは「モノ」だけじゃない。「行動」を捨てることも、シンプルな生活に必要ですよ。という話です。


以前、おやつをやめたという話をしました。

 

shr0805.hatenablog.com



おやつをやめたことで、体にも良い影響が出てきたというわけです。そこで思ったのが、「やめる」ことで良い影響が出ることって、実はたくさんあるんじゃないかな?ということ。

というわけで、このところわたしが「捨てた行動」=「やめた」ことで、良かったと思うことを発表します。

①「早食い」を捨てた。


わたしは物凄くせっかちな性格です…。「行動が早い」と言えばなんとなくいいように聞こえるんですが、その性格がマイナス方向に働くことも。そのうちの1つがこの「早食い」。一緒に食事をする人全員に「ほんと食べるの早いね!」と言われることもしばしば。

早食いはダイエットに悪い!という話はあちらこちらで聞こえるので有名な話なんですが、それよりもわたしが1番「う〜ん」と思っていたのが、お腹が張ること。

一説によると、「早食い」という行為は空気を大量に飲むそうで。そのおかげでわたしのお腹は、いつも空気でパンパン。まるで風船のよう。風船だったら子どもが大喜びしますが、この空気は誰も得をしない…どころか、自分が辛くなるばかり。

そこで意識的に、ゆっくりゆっくり食べるようにしてみました。

咀嚼は最低でも30回。飲み込む前にゆっくり空気を吐く。

それだけで、今まで感じなかった食材の味を楽しむことができるようになりました。噛めば噛むほど味が出る、というやつですね。違うか?

それに、お腹の張りも以前よりずっとマシになったような。

早食いってほんと体に悪いんだな…と、この行動を捨てて初めて気が付きました。

②「体の緊張」を捨てた。


わたしは結構体に力が入ってしまうタイプ。会社員時代なんかはそれこそいつも肩に力が入っていて、周囲や仕事を気にしてろくに休憩もとれず、そこから頭痛を引き起こして、帰宅してからあまりの辛さに倒れこむ…なんていうこともありました。

在宅仕事に切り替えてから、幾分かそういうことも減りましたが、それでもパソコン作業をしていることには変わりないので、気がつけば首から肩が張っている、ということも。

そういう時は意識的にゆったりと深呼吸。徐々に力が抜けてるぞ〜と、その感覚を味わうことで緊張を抜くようにしてました。

こまめにこれをやるようになってから、デスクワークがあまり辛くなくなりましたね。以前は毎日肩甲骨の間が痛くて仕方なかったんですが、今は「緊張が抜ける」という感覚がわかるようになったために、ちょっと痛くなっても早めにケアできるようになりました。よって悪化はしない。湿布をペッと貼っておけば1日で治ります。

そういえば、以前安野モヨコさんの本でも読んだんですが、肩こりなどの痛みは体に意識を向けるだけでもだいぶ変わるそう。曰く、体のほとんどは水分で、水分は人の言葉に反応するから、なるべくポジティブな言葉をかけるといい…とのことでした。


自己暗示って言葉もありますしね。言葉の力は案外体に有効なのかもしれません。


③無駄にSNSをチェックする時間を捨てた。


SNSはわたしの情報源の1つでもありますし、たまにハッとするような気づきも転がっているので、完全にやめたわけではないです。

あくまでやめたのは、「無駄にチェックする時間」。時間は有限です。誰しもが平等に24時間しか持っていないもの。その時間の活用方法で、1日の質が決まり、ひいては人生の質が決まることにつながるのではないかと思うわけです。

そこで、ダラダラとSNSをチェックしたり、ネットをしたり…というのは、人生の質を低下させるのではないかと。

もちろん前述した通り、SNSやネットは有効に使えばとてつもない武器になります。何が「無駄」で、何が「有益」かを判断できるよう、日々アンテナを磨かねば!というわけですね。そうやって、無駄を捨てて時間を丁寧に扱うこと。意外にもちゃんとできてなかったなあ、と思います。

④「頑張る」を捨てた。


わたしは結構極端な人間で、ついつい自分のキャパオーバーになるまで色々なことを詰め込みがちです。仕事もそうだし、趣味もそうだし、あれこれやりたい、でもできない…と、必要以上に自分を追い込んでいました。

そんなある日、ふと思ったんです。「もう、自分の常識を全部捨てよう」と。

無理して頑張ることが美徳だと思ってた。それが当たり前だと思ってた。でも、それはわたしを幸せにはしてくれなかった

それなら、「頑張ること」をやめてしまえばいい

そう考えたら、一気に色んなことが楽になって、浅かった呼吸も少しずつ楽になってきましたし、体の緊張も緩んできました。

頑張ることは、適切であればとても良いことだと思います。でも、それが「無理」に変わってきたら、赤信号です。そんなものはきっぱりと捨てるべき。自分の身をもって実感しました。

今は、「最低限これだけやればいい!」という考え方にシフトしました。「最低限」って、モノもそうですけど、見極めるのほんと大事ですね。

ある意味、「やめること」は、「丁寧に暮らすこと」。


こうして書いて整理して気がついたのは、「やめる」ということが時に、「丁寧な暮らし」につながるということ。

ゆっくりと、1つ1つを丁寧に。それを心がけて日々を暮らすことが大切なんだなー、と、しみじみと思いました。

何かを「始める」ことは、人生にとってとても重要なことの1つ。でもたまには、「やめる」=「捨てる」勇気も必要ですね。

わたしももっと人生をよくするために「捨てられる行動」を探していこうと思います。



読んだよ〜の一言で頑張れますので、よろしければ…!

 

 

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