自分にとっての「最適量」ってなんだろう？改めてちょっと考えてみた。

最近、焦り気味です。

ありがたいことに最近、そこそこの量の仕事をいただけています。在宅仕事なこともあって、GW？なにそれおいしいの？というレベルで、ヒィヒィ言いながら仕事をしていました。

在宅仕事を初めてまだ日も浅いので、不慣れなことも多く、納期に追われる毎日が戦争です。要は、「納期大丈夫！？！？！？」と焦っているわけです。

焦ったときこそ考えたい。「自分にとっての最適な量」

これは物質的なものだけではなく、精神的な部分も含むのですが。

例えば、仕事量。わたしは会社員時代、営業事務の仕事をしていました。

どういった会社かにもよると思うのですが、わたしの場合はその日のうち、決まった時間までに猛スピードで処理しなければいけない仕事が9割を占めていました。

「その日の仕事を決まった時間までに」がマストだったので、他の仕事に従事している人よりも残業時間は少なかった、というか、8割方は定時に帰れていました。しかし、精神の消耗が半端ない。そして、短時間で業務をこなさないとならないため、1分1分の密度が濃すぎる。常に緊張していて、呼吸が浅い状態でした。

加えて、毎日クライアントに理不尽なことで怒鳴られ、仕事が遅いとなじられ、みんながみんな「自分を優先しろ！」と言ってくることに、腹立たしいような悲しいような気持ちになり、そのうち「わたしが人間としてダメだからいけないんだ…」と思うようになり、精神力が崩壊する寸前でした。

そうなってしまったのは、「自分の能力を1分あたりにどのくらい仕事に対して注力できるのか」すなわち、「自分にとっての最適な仕事の量」がわかっていなかったことが原因だと、今になって思います。

そんなときに、在宅仕事へとシフト

そんな経験を経て、様々な経緯から在宅の仕事を選択することになりました。在宅仕事のメリットは、自分のペースで仕事ができること。おかげで、いわゆる「定時」がないので1日中なにかしらの仕事に関わってはいるのですが、周囲の目や緊張感に襲われることもなく、ゆったりとした気持ちで取り組むことができるので、精神的な面でも身体的な面でもかなり楽になりました。

もちろんデメリットは、ついつい休憩時間を多くとってしまうこと…なので、なるべく自分の中でもある程度の時間割を組んで仕事をするようにはしているのですが。

しかし、またもや襲われ始めた「緊張感」

仕事が多いということは非常にありがたいことです。「あなたと仕事をしているとメリットがあるから、また一緒に仕事をしましょう！」と言ってもらえるのも、非常にうれしいです。

ですが、「うれしい」という気持ちが先立ちすぎて、ホイホイ仕事を受けてしまうと、結果的に前と同じように「時間」に追われ始める。在宅仕事は会社のように定時を告げるチャイムがあるわけではないので、いくらでも仕事ができてしまいます。

「ああ、何日があのクライアントの締め切りだから、あとどれくらいやらないと…」

そんなことをついつい考えてしまうんですよね。仕事があるのはいいこと。でも、これじゃいかん。前の教訓を全く生かせていないじゃないか！！！！

自分の「最適量」を見極める＝自分自身を「管理」する

何事においても、自分の「最適量」を見極めることは、「管理」することにつながります。管理しきれないものは、自分の手に余りますよね。これは仕事でもモノの話でも同じです。

仕事を管理しきれなければ、自分が壊れるか相手に迷惑をかける。モノが管理できなければ、死蔵されていつの間にか壊れたり、腐ったり、余計なコストをとられたりする。管理しきれないことによって払う代償というのは、思った以上に凄まじいものです。

そうならないように、わたしは徐々にクライアントと仕事量についての交渉や納期についての交渉を進めてますし、モノも日々せっせと減らしています。「自分の最適量」を知るために。

そうしていくうちに、「このくらいなら無理なくできるな」とか、「このくらいの量のモノなら自分でも把握しきれるな」と気づくことができるだろうと信じています。

そして、その気づきをこのブログで発信して、1人でも多くの人の役に立つことができたらいいなあ、としみじみ思います。

さて、休憩時間はお昼いっぱい！と決めていますので、あと10分程度リラックスしたら、サクッと仕事に戻ります！