Shimple.

やりたいようにやるために、できる限りシンプルに生きたい。

自分の人生の転機から考える。「好き」は生きるための最大のエネルギーだ。

こんにちは、しろです。

 

ここのところ、「自分の人生の転機」を振り返る機会が多くありました。(体調が良くなくて仕事が思うように進まず、寝込む時間が多かったというのもあって、思考の波が止められなかった)

 

わたしの人生の転機は、大きく分けて2つ。

それはプラスのものと、マイナスのもの。

 

プラスの転機は、迷うことなく「大学受験」だと思います。(大学受験については、過去記事で触れています)

 

shr0805.hatenablog.com

 

大学受験を通じて、わたしは「好き」を「徹底的にやり抜く」ことが、やりたいことをやる1番の近道であることを学びました。

 

マイナスの転機は、「就職」による「精神不安」でした。

 

過去にも軽く触れていますが、わたしは自分に合わない仕事に就いたことで(とは言え、これは会社責任でなく自己責任の部分が非常に大きく、「自己分析が非常に間違っていたこと」と「常識に捕われすぎて結論を焦りすぎ、判断力が鈍っていたこと」が最大の理由だと思う)、心身を壊しました。

 

具体的には、心の部分で言うと「怒りっぽく涙もろく」なった。ストレスの捌け口が見つからず、感情的になることも多かった。そんなわたしからは当然人も離れていきました。友人たちに寄りかかって生きていたわたしは、支えを失って空っぽになり(自業自得ですが)、何事にも楽しみを見出せず、好きだったはずのものもどんどん興味を失って、生きている意味をなくしていきました。

 

さらに、元の持病(これもストレスが原因という説があるけれど、まだ正確な原因は解明されていません)からくるだるさに加え、毎日の胃痛と吐き気による食欲不振で痩せ細り、頭痛と肩こりに悩まされ、職場には行くものの仕事に集中できなくなって仕事でありえないミスを連発し、そのことがストレスとなってさらに状況は悪化する…ということを繰り返していました。

 

次第に「すべてわたしが生きているからいけない」「周囲が期待するように物事をこなせない自分が情けない」ということがぐるぐると頭を回って離れなくなり、毎日「どうしたら楽に死ねるか」を考えるようになりました。仕事中でも涙は止まらず(突然ポロポロと泣き出す始末)、最終的には倒れ、救急車で運ばれる事態にまで発展しました。

 

周りに心配と迷惑をかけた結果担ぎ込まれた心療内科で下された診断は、「不安神経症」および「重度の抑うつ状態」。このままでは会社に迷惑をかけるだけでなく、「本当に死んでしまいかねない」と思い、「体調不良で続けられない」という理由で会社を去る決意をしました。業務内容に違和感こそあれ、会社には何の責任もない分申し訳なくて仕方なくて、そのことでも暫く頭を悩ませました。

 

会社では無理矢理明るく振る舞うようにしていたので、「体調不良」という理由に疑念を抱いた人も多かったと思う。実際、影でこっそり「元気そうに見えるのに、なんで?納得できない」と同僚が言っているのを聞いてしまったこともある。それでももう、全てが限界でした。今思えば、この「無理矢理明るく振る舞う」も、抑うつ状態を助長していたような気がする。

 

会社を離れたことで少しずつ快方に向かってはいるものの(なんとか「興味がある」ものを思い出し、結果としてそれを徐々に今の仕事につなげられるようになってきたので)、今でも完治したとは到底言えません。

 

相変わらず持病は治らないし(そもそも、再発率が高いこともあって「根治」は難しいという説もある)、「死ぬこと」は考えなくなってきたけど、「好き」のアンテナはまだまだ昔ほどの鋭さを発揮できていないし、不安神経症もお世辞にも「治った」という域には到達できていない(実際まだ寝込むことが多いし、定期的に通院もしてる)。

 

でも、その状態にならなければわからなかったことがある。

それは、いかに「好き」という気持ちがエネルギーになるかということ。このことは、抑うつ状態や不安神経症にならなかったら気がつけなかったと思います。

 

「好き」から来るエネルギーは膨大だ。それだけで生きている活力が湧いてくる。反対に、無理に感情を抑え込めば抑え込むほど、状況は悪化していって、生きる気力を失っていく。これも病気にならなければわからなかったことです。

 

発想の転換ですが、このマイナスの転機も、わたしにとってはなくてはならない重要な出来事だったかも。そう考えると、「会社に就職する」(合わない業務を経験する)ということは、わたしに必要なことだったのかもなあ、と思います。

 

でも、本当にひどく苦しい思いをしたし、(わたしは踏みとどまったものの)もしかしたらそれで命を落としてしまうという選択肢を選ぶ人も出てきてしまうかもしれない。というか、実際にいますよね。精神的な病から来る自殺は3万人以上いると言われています。このデータは古いものだったので、今はもしかしたらもっと多いかもしれないし、周りが知らなかっただけで実は原因がなんらかの精神的な病だった、という人もいるかもしれない。

 

そんな人がもう増えないように。わたしは「好き」をいろんな人がもっと感じられる時代になればいいなあ、と心から思うし、なんらかの形(例えば、こういうブログ)でそれを広めていけたらいいなあと思う。

 

その「好き」を知るための有効な手段の1つが「シンプリストとして生きる」ことなんじゃないかな、と思っています。わたしの中で、シンプリストこそ「『好き』を集めて生きている人」なんじゃないかと思う。不要なモノや考えや部分を削ぎ落として、残るのは自分が「良い」と思った考えや、「好き」と思えるものだけ。イコール、「自分軸」が確立している人。

 

そういう人が増えることで、もっと世の中は豊かになってくるんじゃないかな。

 

まだまだ「好き」のアンテナを磨いている最中のわたしが言うのも烏滸がましい話だとは思うのですがね。でもそういう状態だからこそ、今つらい人のために「こんなんあったよ!わたしこれで結構いい感じだけどどう?」と差し出すことに説得力が増してくると思うし、寄り添うことができるんじゃないかな、なんて淡い考えを抱いている次第です。

 

拙いブログではありますが、すこしでも誰かの「好き」を見つける手伝いができたらいいなあと思います。

 

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自由に生きるための新しい選択肢。ワーケーションが気になる。

こんにちは、しろです。

 

ワーケーションという働き方をJALが始めるとのことで、少し気になっています。

参考リンク:ワーク+バケーション=ワーケーション 旅行先で仕事、出勤扱い 来月から新制度(毎日新聞)

 

働き方が多様になっている。

本当に近年の働き方は変わってきたなあ、と思います。従来はオフィスにこもって、ひたすら与えられた仕事をする…というのが「仕事」だったんですよね。

 

わたしもそうした労働の仕方を経験してきましたが(内勤だったので、なおさら外に出る機会もなく…)、結構息がしづらい毎日でした。

 

向いている人もいるんだろうけれど、少なくともわたしは向いてなかったなあ。結局体も心もボロボロになっちゃったし。

 

でも、こういった働き方が認められてくると、そういった人も少なくなるんだろうなあと思います。縛られない仕事の仕方がこれからもっと広まっていけば、今まで「働く」ということが難しかったり、どこか違和感を覚えていた人たちも、「労働」でなく「仕事」ができるようになるかもしれない、と思います。

 

こういった取り組みが、もっともっと広まるといいなあ。いずれは「当たり前」になるといいですね。

 

「労働」は「仕事」じゃない。

「労働」とは?「仕事」とは?については、過去記事でも少し触れています。

 

shr0805.hatenablog.com

 

 

「労働」=「やりたくないこと」を我慢している人はたくさんいます。もちろん誰か何かやらなくては世界は回らないと思う。何かをしている人がいるから自分が生かされているということもよくわかっています。

 

でも、それでも誰しも「向いている」ことがあるはず。心から「好きだ」と思える何かがあって、それを「仕事」にすることができるはず、とわたしは思いたい。

 

1つの仕事でも、すごく細かく分解していくと、誰かの「好き」につながる部分があるんじゃないかなあ、と考えています。それが高じさせることによって「仕事」になるんじゃないかな。そう思うと、すべての出来事に本来は「労働」なんて存在しないのかも。

 

誰にでも「天職」はある。

例えば、「3K」なんてものがありますよね。「汚い」、「きつい」、「危険」の3つの要素のことを指す言葉なんだそうです。(今ではもっと色々なバリエーションが生まれつつあるようですが…)

 

この「汚い」だって、例えば(「汚い」を単純に「汚れ」という意味で捉えるのならば)、掃除好きの人にとっては天職かもしれないし、「きつい」は追い込まれれば追い込まれるほど力を発揮する人にとっては求めている場所なのかもしれない。「危険」は…それでも命をかけたいほどやりたい仕事であれば、それで良いという人だっているかもしれない。

 

そう考えていけば、誰しも「好き」なことと「仕事」をつなげる権利はあるよなあ、と。

 

その一歩として、この「ワーケーション」という取り組みが広まっていくことを願っています。わたしはやろうと思えばワーケーションができるので(今はフリーなので!)、好きな土地でしばらくのんびりしながら仕事をする、というやり方もありだな〜。

 

多分これを導入にあたって企業としては課題も色々あると思いますけどね。1番懸念されるのは「仕事と遊びのメリハリがつかなかったらどうする!」ってことだと思うんですけど、そもそも本来「仕事」は「好きであること」の延長にあるもの(理想論かもしれませんが)と思っているので、メリハリ云々の前に好きなことならいくらでも出来るんじゃないかなと思うんですけど…。前提条件が違うんですよね。

 

「働くことは苦しいこと」という刷り込みが減っていったら、もっと楽に生きることができそうだなあ、と思います。

 

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東京で消耗するか?しないか?問題。

こんにちは、しろです。

 

東京で消耗するしないみたいな話は色々なブログを読んでいると割と議論されているところなんですが(要は「地方に移住したほうが良い!」とか「いやいや東京(都会)にいるほうが良い!」とか、はたまた「1回くらい消耗してえ」とか)、わたしも色々考えた結果、「そんなん好きにすりゃいいべ」と思うようになりました。

(まあもちろん、「移住する」or「移住しない」の議論をしている方々も、前提として「個人には多様な価値観がある」ということを踏まえてしているのだとは思いますが)

  

都会で消耗するかしないかは、個人の価値観による。

と言うのも、やっぱり東京(都会)にいることにはメリットもデメリットもあると思うから。要はその人個人が何に重きを置いているかで、東京が消耗する場所になるのかそれとも糧になる場所なのかは変わってくるわけで。だから一概に「移住しろ!」というのも違うと思うし、「移住すんな!」というのも違うと思う。色々な価値観があるわけだから、どっちも尊重すりゃいーじゃん、と(これもまたわたし個人の価値観でしかないし、違うと思う人もいると思うけど、それはそれ)。そうなると「1回くらい消耗してえ」は割と妥当な気もする(笑)「消耗する」という体験を通して得られることもあるかもしれないから。 

わたし個人は、どちらかと言えば東京から離れることにメリットを感じるタイプの人間だと思う。何故かと言うと、まず第一にわたしはトータル25年を海と山に囲まれて過ごしてきた女で(具体的に言うと、ずっと湘南〜三浦半島をうろついていた)、自然というものがそばにないとダメな人間だと、先日鎌倉に行ったときに深く感じたから。

 

shr0805.hatenablog.com

 

わたしが住んでいた湘南〜三浦半島は、近年こそ洒落た観光地化した扱いを受けているけれども、乱暴に言ってしまえば、海と山しかない片田舎です。都会で流行ったものが忘れ去られる頃にようやく降り立ってくるような場所だし(昔一緒に働いていた人に言わせると、「渋谷・新宿で流行ったものは3ヶ月から半年後に横浜にやってきて、それが消耗されつくされた1〜2年後に三浦半島にやってくる」らしい。妙に納得した)、それゆえ流行りのスポットとはどうしても縁遠くなる。若い頃(10代〜20代前半)は「流行に乗ることがすべて」だったのでそれに歯がゆい思いをしたものだけれども、この年齢になってようやく「流行とかクソどうでもいいな」という境地に達したので、流行りのものがないことに関しては特に問題を感じなくなった。海と山という、わたしを心から安堵させてくれるものが近くにあればそれでいい、と思えるようになってきた。

 

そして次に、わたしの「人とのつながり」が最も濃い場所が湘南〜三浦半島だから。「好きだ」と思える人がすぐ傍にいる、いつでも会えるというのは、安心感につながると思う。(別に東京に友達が全くいないわけじゃないけれど、どうにも疎遠になりがちになってしまった。元から狭い世界で生きることが好きなタチだったので、どうも東京での人間関係を上手く築くことができなかったというのもある。「緻密なコミュニケーション」が要求されがちな東京は、わたしの管理能力を大幅に超えているとすら思う)

 

それでも東京を離れない理由。

そこまで思うならさっさと東京から離れればいいじゃん、と思われるかもしれないけれど、前述した通り都会には都会のメリットがある。それは「好き」に触れやすい、ということ。今日のわたしのランチは都心にあるお気に入りのパン屋さんのパンだったのだけれど、この味は神奈川の片田舎じゃ味わえないなあ、と思う。そしてわたしはこの味をかなぐり捨てて東京から脱出する勇気は、今の所まだない。

 

あと、わたしは美術品を見ることが好きなのだけれど、海と山に囲まれた場所には、美術館や博物館が少ない。しかし東京となると、近い場所にたくさん美術館や博物館がある。上野公園だけで美術館何個あるんだよ状態であるし、六本木にだって美術館が密集している。その点に関してだけ、わたしは「もっと早く東京に住めたらなあ」と思っています。だって学生だと美術館とか安いんだもん。この「美術館や博物館が多い」というところも、わたしがまだ東京を捨てきれない理由の1つ。

 

東京のメリットとデメリットは表裏一体。

東京はあらゆる情報や価値観に生身で触れやすい。行動しようと思ったときに、すぐ触れられる距離にゴールがあることも多い。よって、行動することに躊躇いを感じなくなる=行動に対する瞬発力が鍛えられる。それは都会にいる最大のメリットだと思う。わたしは自然と同時に、この瞬発力も大切で愛している。もしかしたら、本当に東京を出られない理由はここにあるのかもしれないなー、とも思う。

 

しかしその価値観や情報の多さも、場合によってはデメリットになる。「自分の軸」がはっきりしていないと、ただひたすら振り回されて終わる結果になるから。それで余計なコストを支払うことにもなるかもしれないし、嫌な思いもたくさんするかもしれない。「それも総じて経験だ!」と割り切れるメンタルがあれば東京でもうまいことやっていけるのだと思う。わたしはメンタルが薄氷すぎるので、東京だと息がしづらいことも結構ある。(もちろん「経験だ!よかった!」と思える瞬間もある。単にそのときのメンタルによるのかもしれない)

 

わたしが本当に都会を出るときは、「消耗し尽くした」ときかもしれない。消耗し尽くした、と言うとマイナスイメージになっちゃうかな?正しくは、「東京にいることに満足し終えた」かもしれない。一通りの価値観に触れて、自分の「好き」をちゃんと確立できたとき。そのときは、神奈川の片田舎に戻りたいなと思う(できれば鎌倉が良い。古都と呼ばれる場所が総じて好きなので)。

 

ここまで書いておいて、「そもそも議論されている『消耗』の意味合いが違ったりして」と思ったのだけれども、まあそれもそれだよね!「消耗」って言葉の捉え方も人によって違うよね!(強引)ということでひとつ。

 

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【感想】漫画の登場人物のように生きたい。「覆面系ノイズ」13巻を読んで思うこと。(多少のネタバレあり)

こんにちは、しろです。

 

突然ですが、わたしはオタクとまでは言わないまでもそこそこアニメや漫画が好きです。流石に「全部視聴するぜ!」的なところまではいかないのですが、春夏秋冬、クール毎に放送アニメ一覧表をチェックし、気になるアニメをピックアップしては観ています。(アニメはdアニメストアなんかで観ることが多い)

 

個人的に今期の中でかなり楽しめてるアニメ「覆面系ノイズ」 

 

(これが最新刊。白い背景って爽やかで良いな〜!)

 

もともと作者である福山リョウコ先生の初連載作品である「悩殺ジャンキー」が好きでした。わたしが読んでたのはおそらく高校生頃だったかな?(当時は連載中だったと思う)

 

その頃は友人に漫画好きが多かったのもあって、ありとあらゆる漫画を読んでいました。「悩殺ジャンキー」もその中の1冊。極悪ヅラの主人公(モデル)と、美少女モデルとして売り出しているヒーロー(今で言う「男の娘」というやつですね。当時はそんな言葉あったかなあ…)を中心に、モデル業界でアレコレする話(まとめ方が非常に雑!)。

 

「THE・少女漫画!」的な絵柄ながらも、「恋」の切なさや「(抗えない)体と心の成長」といったことに真正面から向き合っていて、少女漫画の割に深層部分は割とエグい(と思う)。しかし一見エグさは感じさせず、それらを切ないモノローグと対照的なギャグで見事に描ききっていた。

 

わたしは羽海野チカ先生の「ハチミツとクローバー」や「3月のライオン」も好きなのだけれど、それに通じるものがある。切なさとクスッと笑える要素が同居している作品が好きなのかもしれない。どの作品も、シリアスとギャグの落差が本当に凄い。

  

高校を卒業してからはあまり漫画を読まなくなったこともあって、福山リョウコ先生の漫画からは遠ざかっていたのだけれど、2017年春クールのアニメ一覧を観て懐かしさを覚えて視聴→すっかりハマって既刊(当時は12巻出てた)を全部集めて1日で一気に読みきりました。(ちなみに全部電子書籍で読んだ)(個人的にはアニメは「うわー歌ってる!!!!!」感が良くて、話の筋としては原作が好きですね。心情も伝わりやすいし)

 

さて、この「覆面系ノイズ」。こちらも「悩殺ジャンキー」同様ヒリヒリとした感情が伝わってくるモノローグと卓越したギャグセンスが素晴らしい作品。というか、「悩殺ジャンキー」よりも切なさが増している…!

 

加えて舞台がわたしのルーツである鎌倉で、「うわー、ここ知ってる知ってる!」となりながら楽しく読んでおります。

 

ここで簡単に「覆面系ノイズ」のあらすじ。

 

歌うことが好きな主人公・ニノは、幼馴染のモモ(という名前だけど男)に淡い想いを抱いていたものの、モモはある日突然ニノの前から姿を消してします。失意の中、「お前の歌を目印にして、また会えたらいいよな」というモモの一言だけを頼りに、ただひたすら海岸で歌い続けていたニノ。そんな中で知り合ったのが、作曲を得意とする少年・ユズ。ユズはある事情から週に1度海岸を訪れては曲を書いていました。それを歌ったニノの声にユズは一目惚れ。ニノもユズに心を許しますが、ユズもある日突然ニノの前から姿を消します。それでもニノは「モモとユズに届くように」と歌うことをやめませんでした。

 

数年後、入学した高校で偶然ユズと再会するニノ。そしてひょんなことから、ユズの所属しているバンドのボーカルを務めることに。「モモに声を届かせる」という目的があったニノは、そのためにユズやユズのバンドメンバーと交流するようになり…という話です。

 

長々書きましたが、めちゃくちゃ雑にまとめると、ユズ→ニノ→モモの片思いを軸とした(ほかにも片思いしている登場人物がわらわら出てくるのですが)青春バンドラブストーリーです。(本当にめっちゃざっくり)

 

で、13巻はと言うと。

1〜12巻で、なんやかんやあって(またもや雑。経緯が気になる方は是非漫画orアニメを見ていただきたい)、モモと付き合うことになるものの、肝心の「歌」が歌えなくなってしまうニノを軸にストーリーが展開されていました。

 

特に突き刺さったのが、思うように歌えなくなったニノがライブに挑むシーンですね。

 

ニノのライバル兼親友の深桜という女の子がいるんですが、歌えなくなったニノ(と、とある事情で歌声を失ったユズ)のことを「人魚姫みたい」と評するんですね。恋を引き換えに声(歌)を失った、と。(ユズは逆ですが)

 

すっごいポエミーだ…(だがそれが良い!漫画だもの!ポエミーでナンボ!)

 

そしてそれにニノは気がついているんですね。それでもどうしても届けたい思いがあって、それは言葉じゃ全てを表現することができなかった。歌でなくてはダメだった。だから抗おうとしている。

 

その結果吐き出された言葉が、

 

私に 声をちょうだい神様

 

出典:福山リョウコ覆面系ノイズ」13巻

 

1ページにこのセリフだけドーン!と来た衝撃たるや。ニノが「歌う」ということをどれだけ渇望しているかがこれだけでよくわかる。

 

登場人物がブレない。

覆面系ノイズ」の凄いところは、これに尽きると思います。

 

ニノ、ユズ、モモをはじめとして、登場人物たちは一貫して同じ感情を持ち続け、行動を継続している。

 

ニノは 「想いを届けるため」に「歌い続ける」

ユズとモモは「好きな人(ニノ)に歌って欲しい」から「曲を作り続ける」

 

色々な悩みや葛藤を抱えながら、ここの部分はずっとブレないんですよね。

 

モモはあらゆる事情からお金が必要で、「稼ぐための曲」も作りつつも、ニノへの想いを秘めた曲も作り続けるし、ユズも「今のままのアリス(=ニノ)が一番輝く曲を、僕が必ず作るから」と宣言している。

 

自分が何をしたいかが明白で、そのために何をするべきかがわかっている。しっかりと「自分の軸」を持っている。めっちゃよくできた子たちだなと思います…(高校生でこれができるって凄い)

 

「継続し続けること」の大切さと重要さ。

ニノは「モモに声(想い)を届ける」ためだけに、延々と歌ってきた女の子です。しかし、ゴールが見えない中で何かをひたすらやり続けるのって、なかなか勇気がいるんですよね。実際、作中にもこんなやりとりが出てきます。

 

「あのね 普通あんたみたく6年も歌い続けたりできないの!おかしいんだよ仁乃は!!」

「そんなのわかってるわ!!こんなとこで毎朝大声でうたって普通じゃないのわかってる 何度もいろんな人に笑われたし馬鹿にされたけど そんなのもうぜんっっぜん慣れたわ!!おかしくて結構よ 文句ある!?」 

「…でもやめるのは 行けるとこまで行ってからよ だから私はうたうわ」

 「どれだけみっともなくても馬鹿でもおかしくても」 

出典:福山リョウコ覆面系ノイズ」3巻

 

周りからどんな目を向けられても、1つのことをやり続けたニノ。その結果が、「居場所(バンド)」を確保することにもつながり、「モモ」との再会を果たすことにもつながった。

 

 これってシンプルだけど、生きる上でめちゃくちゃ重要なことなんじゃないでしょうか。

 

どんな風に言われても、笑われても、自分が「やる」と決めたことをやり抜くこと。すごく単純だけど、できている人はものすごく少ない。

 

よく言われていますが、【「努力は必ず報われる」というわけではないけれど、やった人は必ず努力している】というやつですね。

 

本当に自分が自由に生きたいと思うのならば、このマインドを持つことが非常に大切なのかもしれない。「覆面系ノイズ」を読んでそう思わされました。

 

漫画の登場人物のように、潔く生きよ。

覆面系ノイズ」に限らず、漫画の登場人物って、こういうマインドを持っている登場人物が多い気がする。だからこそちゃんと結果を出すんですよね…。

 

ちゃんと「自分軸」を持って、周りに惑わされることなくしっかりと、潔く生きる。

 

シンプルに生きたいのであれば、漫画の登場人物のように、こういった気持ちで生きるべきなのかもしれない。

 

それにしても、漫画は本当に侮れませんね〜!色々な自己啓発本を読むのも良いですが、漫画から学ぶことはたくさんあると思います。

 

それにしても、この「覆面系ノイズ」は非常に気になるところで終わっています…。次巻は一体どうなるんだろうか…。刊行ペースは3〜4ヶ月っぽいので、次に出るのは秋頃でしょうか。楽しみすぎる。

  

物語の終盤に「消失の空」という曲(正確にはその対になる曲)が鍵として出てくるんですが、13巻の限定版でその曲が聴けるらしい…。電子書籍で買ったのに、限定版が欲しくなってしまったッ…!踊らされている。

 

 ちなみにこの巻に収録されている読み切りも面白かった。なんと舞台が京都!!!!高まる!!!!!(そしてカメラに手を出したくなった)(単純)(しかし作中に出てくるカメラは40万くらいした)(むり)

 

しかしほんと、潔く生きるのって大切だよなあ…。わたしも色々な邪念にとらわれず、自分の軸をしっかり持って生きたいなーと思います。

 

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「モノ」で心の空白を埋めようと思うのは無意味。

こんにちは、しろです。

 

わたしは今でこそモノを捨てに捨てているのですが、かつてはとんでもないモノ持ちでした。(特に衣類関係が多かった)

 

ストレス発散じゃ〜!とありとあらゆる媒体を駆使して(ネットってこういうのできちゃうから本当に怖い)、片っ端から買い物をしていたように思います…。

 

仕事でストレスを抱える→ストレス発散のために買い物をする→金が尽きる→仕事をしなければならなくなる→ストレスを溜める→発散のために買い物(延々とループ)

 

次第にはモノを溜め込むのと同時にストレスも抱え込み、結果として心身壊れました(遠い目)

 

モノを溜め込んだところで空白は埋まらない。

わたしが何故こんなにも買い物をしていたかというと、前述した通りストレスなんですが、もっと深く突き詰めていくと「ストレスによって生じた空虚感」を埋めようとしていたような気がします。

 

「自分がどうしたらいいかわからない」「なんだか気持ちが空っぽな気がする」「なんとかして埋めないと!」という、一種の強迫観念にも似た何かを感じていたんじゃないかな、と今になって思います。

 

しかしそれは、わたしの行動の結果からしても無意味なのは明白です。

 

本当に空白を埋めたいのならば、原因の対策をしなければならない。

そう。本当に「空虚感」をどうにかしたいのであれば、必要以上にモノを溜め込むのではなく、その「空虚感」が何から発生しているのかを考え、さらにその「空虚感」の元を断ち切ることから始めないと何の意味もなさないんですよね。

 

わたしの例で言うと、「仕事」が「空虚感」の原因なのだから、仕事に対する何かを変えなくてはならない。

 

わたしは結局「仕事を離れる」ということで解決しましたが、まあ仕事を辞める以外にもほかにも色々方法はあるでしょう。部署転換を申し出るとか、業務内容を変えてもらうとか。転職するとか。(わたしは単純に「会社勤め自体がストレス」だったので、「会社という組織から離れる」以外の選択肢がなかったんですが…)

 

「原因」に対する「策」をいくつ持っているかが、今の時代を生きる鍵かもしれない。

とは言え、根本の原因を断つにしても「これしか方法がない!」と追い詰められてさらにストレスを抱えては本末転倒というもの。もしかしたら、今後「自由に生きる」ためには、「1つのことに対して色々な手を打てること」が大切なのかなあ、とも思います。

 

そうすれば万が一の場合に追い詰められることもないし、もしかしたら色々な選択肢を試しているうちに新しい道が開けるかもしれないし。

 

要は日々勉強せよ行動せよ!ということなのですが、それをわたしが実際できているか?と言うと…うんまあ…試行錯誤中ですね…。(なのでえらそうなことは微塵も言えない)

 

モノを溜め込めば溜め込むほど、「なんだか空虚感が増す…」という人は、もしかしたら根本のところから少し見直す必要があるのかも。(わたしは見直したらだいぶマシになってきました)

 

しかもモノを減らすことによって「自分軸」=「自分が好きなこと」「自分がやりたいこと」が明確に見えてきやすくなるので、個人的にはやっぱりモノは最小限にしていくことをおすすめしたい次第。

 

というわけで、わたしも日々モノに関する考え方はアップデートしていきたい。そんなこんなで今日も諸々のモノを整理中です。

 

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【持ち物】ミニマリストの化粧品〜夏(初夏)編〜 お披露目してみます。

こんにちは、しろです。

 

鬱々とした空気(と、それに伴うやる気の出なさ)に、「梅雨だな〜」としみじみと感じています。

 

暦の上ではすっかり夏ですね。今日めっちゃ寒いけど。(東京は昨日より-5℃ですって!長袖着ちゃったよ!夏なのに!!)

 

そんなこんなで(?)季節の移り変わりを感じるため、改めて化粧品の棚卸などをしてみました。

 

前回したのは1月。頃合い的にもちょうど良いでしょう。

 

shr0805.hatenablog.com

 

化粧品の棚卸〜夏(初夏)編〜 開幕。

というわけで、現在使用しているアイテムはこちらです。ドン。

 

f:id:shr0805:20170618152816j:plain

 

ちなみにこれで全部です。

 

・ベース

THREE アドバンスドハーモニープライマー(エレガンス):下段左から1つ目

THREE アルティメイトダイアフェネスルースパウダー 01:下段右から1つ目

THREE アドバンススムージングコンシーラー 01:上段真ん中上から2つ目

RMK グロースティック:上段左から2つ目

 

わたしはマットな肌よりもツヤ感がある肌の方が好きで、全体的にツヤ感が強く出るアイテムを選んでいます。あと、色白なので全体的に明るい色を選んでいます。

 

並べてみて思いましたが、こちらは特に前回とは変わらずといったところですね。相変わらずTHREEの回し者感が凄すぎるラインナップですが、わたしはTHREEから一銭もお金をいただいていません。(むしろお金落としまくってBAさんとめっちゃ仲良くなったよ!)

 

唯一THREEでないRMKのグロースティックですが、こちらはハイライトです。色はなく、パールのみがきれいに乗る感じ。一時「イガリメイク」として大ブームを巻き起こしたイガリシノブさんも愛用されている一品。…というか、「イガリメイク」に盈虚されて買ったアイテムなんですけど、めっちゃツヤツヤになります。

  

ツヤ感って一歩間違えると「どんだけ汗かいてんだよ」と思われがちなアイテムなんですが、こちらはそういった下品な印象にならず、さりげない光が仕込めるアイテムで、肌から浮くこともないので非常に重宝しています。

 

・チーク

ADDICTION チークポリッシュ 09:下段右から2つ目

 

色々持っていたのですが、これ1本に絞りました。誰にとっても使いやすい、乱暴に言ってしまえばとても無難なピンク色のチークです。ラメもないので、本当に肌馴染み重視というか、自然に色づいた感じに仕上がります。

 

わたしはチークはパウダータイプより断然リキッド派です。その理由としては、

 

・パウダーよりツヤ感が出やすい

・パウダーより肌馴染みが良い

・ブラシが必要ない

 

の3つがあげられます。特に3つ目、モノを減らしたいわたしには非常に重要な要素です。

 

リキッドチークはパウダーチークより難しいと思われがちなんですが、量さえつけすぎなければ寧ろパウダーチークより扱いやすいと(わたしは)思います。

 

コツはほんのちょっとだけ、このADDICTIONのチークで言うと、刷毛が触れるか触れないかレベルでちょこんとつけ、人差し指と中指でとんとんと狭い範囲で叩くこと。こうすることで変に赤ら顔にならずに済みます。

 

・アイメイク

THREE アイディメンショナルクアッドパレット 03:下段左から2つ目(アイシャドウ)

CLINIQUE ラッシュパワーロングウェアリングフォーミュラ #01:上段右から1つ目(マスカラ)

 

アイシャドウは1月に発売された、2017S/Sの新作。当時のポスターで使用されていた色だったかと思います。クリームタイプのアイシャドウです。

 

f:id:shr0805:20170618154906p:plain

画像引用元:THREE アイディメンショナルクアッドパレット| 公式オンラインショップ

 

ほかの色味は公式サイトでご確認ください。

 

どちらかと言えば全体的に薄づきでナチュラルなので、華美にしたくない人にはぴったりです。でも、地味すぎるかと言えばそうでもなく。というのも、右上の色に微かにラメが入っているんですね。この色が立体感を出す&トップコート的な役割を果たしてくれます。クリームタイプだけあって、色持ちも非常によろしい。(しつこいようですが、わたしはTHREEの回し者ではない

 

マスカラは、(1月時点でもそうでしたが)上はまつエクをしているので、専ら下まつげにしか使っていません。

 

よってミニサイズで十分なんですが、このサイズでも使い切れない感がプンプンしているので(液が少し固まってきている…)、思い切って下まつげのマスカラをやめることも検討しています。

 

マスカラ自体はフィルムタイプで簡単にオフできるので気に入ってます。(ただし泣くと猛烈に落ちる。かの有名な水泳アニメ「Free!」の劇場版を観に行ったとき、目の下が真っ黒になった素敵な思い出があります)(アニメ映画で号泣するアラサー)

 

・アイブロウ

THREE プレスドアイブラウデュオ 01:上段右1つ目(アイブロウパウダー)

THREE ニュアンスアイブラウマスカラ 03:上段真ん中上(アイブロウマスカラ)

 

はい回し者乙ーーーーーー!!!!と言いたいかもしれませんが、わたしはTHREEの回し者では以下略。(ただのファンです)

 

どちらもカーキ系の色味になります。アイブロウパウダーはやや濃いめかな?黒髪〜少し明るい、くらいの髪色の人の方が馴染むかもしれません。(わたしは今は少々明るめのアッシュなので、アイブロウマスカラで色味を調整しています)

 

1月の棚卸から、唯一入れ替えたのがこちらのアイブロウマスカラです。

 

かの有名な口コミサイトでは「液漏れする!」とのコメントも多々見られたアイブロウマスカラですが、個人的には液漏れするといった印象はありません。立てて収納しているからかもしれない。よって、気になる方は立てて収納するのが無難かと思います。

 

・リップアイテム

あまり使いません。リップクリームくらい。(あんなに持ってたのに!)

 

ここに写すの忘れたんですが、時たまTHREEのリップジャム(赤)をつけています。

 

なので写真に写っているアイテムは9個ですが、実際には11アイテム使ってることになりますね。

 

結論:THREEはいいぞ

…と言いたいところですが、今回言及したいのはそういうことではなく、化粧品の必要最低限数について。

 

前回棚卸したときは合計19個も持っていた化粧品ですが、削ぎ落とそうと思えば11個(リップクリーム含む)まで減らすことができるんですね…。個人的には、ここが最低ラインです。

 

使い切るたびにちょこちょこアイテム自体は変わるかもしれませんし、そのときはシーズンものも使うかも。実際、このところ2017A/Wのアイテムも徐々に発表されてきてますしね!(THREEはリキッドアイライナーが出るらしい…うぐ、ちょっと欲しいぞ)

 

モノを削ぎ落としても、女子力だけはなんとか削ぎ落とさずにいたいという葛藤を抱えています。そんなこんなでわたしは、今日もせっせと情報を集めつつなんとか女子力キープに勤しんでおります。THREEさん、アイシャドウの新色出ませんかね!?!!?(底見えしてきたんで買いたいです!!!!!!!)

 

読んだよ〜の一言で頑張れますので、よろしければ…!

 

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中の人「しろ」

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モノを増やさないために、「情報」に踊らされないようにしよう。

こんにちは、(情報に踊らされやすい)しろです。

 

情報に踊らされた遺物を断捨離。

ペンを3本ほどダストボックスシュートしました。(※捨てましたの意)

 

f:id:shr0805:20170617174907j:plain

 

(内容にミジンコレベルも関係ないですけど、この「ダストボックスシュート」っていう言葉のパワーワード感、凄まじいですよね。元ネタは某アイドル系リズムゲームアプリです。イベント時はめっちゃやりこむレベルで好きです。ストーリーも良い。そもそもアニオタ&ゲーオタゆえ、リズムゲーム大好きです。ラブライブスクフェスとかめっちゃやった。「ことりたそ〜チュンチュン!」って言いながらやった。我ながら気持ち悪い。っていうかそもそもわたしはエリーチカ推し

 

(かなり脱線した)

 

さて、「なんで同じペン3本持ってんだよ」と思われる人もいらっしゃることでしょう。これ、実は全部全く同じというわけではなくてですね、太さが全部違うんですよ。

 

じゃあ「何故こんなにペンを増やすことになったか?」というと、わたしが情報に踊らされまくったからなんですね。

 

情報の多さ=モノが増えることにつながる(ことがある)

現代社会、あちらこちらで「モノを買わせよう!」という誘惑が非常に多いです。それにわたしもまんまと引っかかりまして。きっかけは就活でした。

 

わたしが大学3年時に読んでいた就活の参考書によると、ES(エントリーシート。選考書類)はメリハリをつけたほうが通りやすい(らしい)。ゆえに、ペンの太さを変えるなどの工夫が必要(らしい)。

 

真偽はさておき(体感としてはESの通過率は8割程度かなってところですが、それがペンの太さを変えてるからなのか、内容が相手の選考基準に沿ってたのかはわかりません)、それを鵜呑みにしたわたしは、大学の購買で「就活にオススメ!」とポップが貼られたこちらのペンを全種類買い求めたわけです。

そもそもペンの太さくらいで選考が左右されるような企業はこちらから願い下げだよ!!!!!…と今は思いますが、当時は冷静ではなかった。

 

モノを増やさないためには、冷静な情報の判断が必要

そう。こうやって情報を冷静に判断できず、たくさん降ってくるそれをそのまま受け止めていると、結果としてモノが増えてしまったりするわけです。

 

今回の就活の例を出すと、「そもそも本当にペンの太さを変えたくらいでESの通過率は上がるのか?」という部分から疑わなくてはならないわけですね。というかそんな苦労をするくらいならもっと内容を精査したほうが余程有意義だし、しつこいようだけれどペンの太さくらいで選考が左右されるような企業に入りたいか?って話です。やっといて言うのもアレですが、少なくともわたしは入社したくない。ペンの太さよりも内容を見て欲しい。(幸いわたしが入社した会社は面接の内容で採用してくれたみたいですけどね)

 

その部分を延々と掘り下げていかないと、 モノはいつまで経っても増え続けるし、結果的にいつか捨てることになる。

 

これはわたしの体験からも明らかです。ESのために様々な太さのペンを買ったはいいものの、わたしは今現在、特にいちいちペンの太さを変えるような書類を書かない。(日頃やっている仕事の9割はPCで完結する→文房具は最低限のもの以外必要ない)よって、よく使っているJETSTREAMの黒ボールペンがあれば、大概のことは対処できる。という判断により、今回こちらはダストボックスにシュートする結果と相成ったわけです。

 

現在はこれを使っているのですが、鬼のように書きやすいので是非おすすめしたい。JETSTREAM 最強説ある。(わたし調べ)

 

余談ですが、JETSTREAMは油性ボールペンなので割とぬるっとした書き心地。ぬるぬるとした書き味が苦手!という人には、無印の85円くらいのペンがおすすめ。アルバイト時代はそれを使っていたんですが、勧めたらバイトの人全員買ってたレベルだったので、サラサラ派じゃー!という人は無印が良いかも。まだ無印良品週間だしね!

 

それでも使わなければならないのであれば、多機能のものを。

しかし、人によっては「いや、それでもペンの太さを変える必要あるんや!!!!」という人もいるかもしれません。何もペンの太さ云々は就活に限られたことじゃないですからね。仕事上でどうしても!という人もいるかもしれないし。(漫画家とか…?デザイナーとか…?絵を描く必要があったりする人は必要かもしれない。少なくともOLでは必要なかったけど)

 

しかし、モノを持ちすぎると時間のロスが半端ないんですよね。ペンに限って言わせてもらえば、筆箱からザッと出して〜太さあれこれ気にして〜って、しち面倒くせえな!!!!!!と思っていました。(あとこれは同じ種類を買い揃えたわたしが悪いんですけど、たまにペンの太さを間違えて書き出すことがあって絶望した)

 

当時はなかった(多分)ですけど、今は太さがそれぞれ違うペンなんかもあるらしい。こういう多機能なものをチョイスすると、少なくともあれこれ探し出すという時間のロスを減らすことができる(はず)。

  

これ、テレビ番組でも紹介されたらしいですね。ほんとに就活当時に欲しかった。今の就活生は非常に恵まれている。(いやしかし、ペンの太さで選考を左右する以下略)

 

今回はたまたまペンを捨てる(そしてそのきっかけが就活だったからこそ)謎にペンに特化した記事になってしまいましたが、これはどのようなものでも同じ理論が通用すると思います。「できるだけ多機能なものを」。そうすれば持ち物はさらにシンプルに、ミニマムになるんじゃないかなと思います。モノが多すぎるとほんと煩わしいですよ。

 

 

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